乳歯はいつ永久歯に生え変わる?
順番と年齢の目安【錦糸町】

下の前歯が少し揺れている。歯を磨いていた手を止めて、「いよいよ生え変わりが始まったのか、それともまだ早すぎるのか」と迷う――お子さまが5歳から6歳になるころ、多くのご家庭が通る場面です。乳歯が永久歯に生え変わるのは、おおむね6歳ごろに始まり12歳ごろまで続きます。子供の歯20本が、およそ6年をかけて少しずつ入れ替わっていく計算です。

錦糸町でお買い物の合間にご来院くださる保護者の方からも、「この歯は今抜けて大丈夫なのか」というご質問は絶えません。この記事では、生え変わりが進む順番と年齢の目安、そして早い・遅いをどう受け止めればよいのかを整理します。

生え変わりはいつから
いつまで続く?

生え変わり期の歯を見せて笑い合う子どもたち|マルイ錦糸町シティデンタルクリニック

乳歯20本がすべて永久歯になるまでの期間は、小学校の6年間とほぼ重なります。入学のころに始まり、卒業のころに終わる。この対応関係を頭に入れておくと、「小学生の間は、口の中で常にどこかの席替えが起きている」というイメージがつかめます。

乳歯と永久歯が混ざって並んでいるこの期間を、歯科では混合歯列期(こんごうしれつき)と呼びます。抜けた歯とこれから抜ける歯、生えたての大人の歯が同居するため、磨きにくい場所が次々に変わるのがこの時期の特徴です。

生え変わりのしくみ

乳歯は、あるとき突然抜けるわけではありません。歯ぐきの中で永久歯が育ってくると、乳歯の根が少しずつ溶かされて短くなり、支えを失った乳歯が揺れて、やがて自然に抜けます。グラグラするのは順調に交代が進んでいる印であることがほとんどで、あわてて引き抜く必要はありません。

意外に知られていないのは、乳歯が生えそろう3歳ごろから生え変わりが始まる6歳ごろまでの、およそ3年の「静かな期間」の存在です。口の中に大きな事件が起きないため油断しがちですが、この間も歯ぐきの下では永久歯の準備が着々と進んでいます。生え変わりが始まる前に歯科医院に通う習慣を作っておくと、スタートの瞬間から見守り体制で迎えられます。

交代に6年もかかるのはなぜか

20本の入れ替えに6年前後もかけるのは、のんびりしているからではありません。永久歯は、頭の部分ができ上がってから根が完成するまでに数年単位の時間を必要とします。あわてて一斉に交代すると、まだ準備のできていない永久歯まで駆り出されることになってしまう。だから口の中は、準備の整った歯から一本ずつ、時間差でバトンを渡していきます。噛む機能を止めないまま総入れ替えを済ませる、よくできた工程表なのです。

どの歯から替わる?
順番と年齢の目安

歯科医院で生え変わりの順番を確認してもらう子ども|マルイ錦糸町シティデンタルクリニック

生え変わりは、おおまかにいえば「前から奥へ」、そして「下が先、上が後」という流れで進みます。年齢の目安を表にまとめました。

時期の目安 起こることの目安
時期の目安:6歳前後 起こること:下の前歯が抜け始める。奥には6歳臼歯が新しく加わる
時期の目安:7〜8歳ごろ 起こること:上の前歯と、前歯の隣の歯が順に交代していく
時期の目安:9〜12歳ごろ 起こること:糸切り歯と奥歯(乳臼歯)が入れ替わる
時期の目安:11〜13歳ごろ 起こること:いちばん奥に第二大臼歯が加わり、生え変わりが一段落する

最後に加わる第二大臼歯について、日本小児歯科学会の一般向けQ&Aでは、11〜13歳のうちに生えてくるのが一般的で、生えない場合は歯科でのエックス線による診査がすすめられると説明されています(参照:公益社団法人 日本小児歯科学会「こどもたちの口と歯の質問箱 中学生高校生」 https://www.jspd.or.jp/question/school_students/ )。

もうひとつ、順番の背景として知っておきたいのが上下の時差です。同じ種類の歯なら、下の歯が先に替わり、上の歯が少し遅れて続くという組み合わせが多く見られます。下の前歯が替わったのに上はまだ、という状態は、行程表どおりに進んでいるサインであることがほとんどです。

「早い・遅い」はどこまで気にするべきか

表の年齢はあくまで平均的な目安で、前後1年程度のずれはごく普通に起こります。身長の伸び方が一人ひとり違うのと同じで、生え変わりのカレンダーにも子どもごとの時差があります。気にかけていただきたいのは年齢そのものよりも、「片側だけ極端に進んでいる」「抜けてから1年近く経つのに永久歯が見えてこない」といった左右差や停滞のほうです。こうしたケースでは、歯ぐきの中で永久歯が向きを誤っていたり、生える力が足りていなかったりすることがあり、レントゲンで中の様子を確かめる価値があります。

生えたての前歯の見た目に驚かなくていい理由

生え変わりの相談では、時期と並んで「新しく生えてきた前歯の見た目」の質問が多く寄せられます。代表的なものを挙げると、生えたての永久歯が乳歯よりずいぶん大きく見える、色が黄色っぽい、先端がギザギザしている、の3つです。じつはどれも、多くの場合は心配のいらない変化です。永久歯はもともと乳歯よりひとまわり大きく、象牙質の色が透けるぶん少し黄色みを帯びて見えます。先端のギザギザは切縁結節と呼ばれ、噛むうちにすり減って自然に目立たなくなっていくのが一般的です。とはいえ、色や形の変化の中には確認したほうがよいものも混ざっていますから、「これは普通?」と思ったら写真を撮っておき、検診のときに見せていただくのが確実です。

生え変わり期の歯磨きは「段差」との戦い

抜けた場所の隣、生えかけで背が低い歯、揺れて浮いた歯。混合歯列期の歯列は段差だらけで、歯ブラシが一直線に当たりません。生えたての永久歯はまだ成熟の途中でもあるため、この時期は仕上げ磨きを卒業させず、段差の部分だけでも大人の目で磨き残しを確認してあげてください。磨く順番を歯の交代に合わせて組み替えるのは、ご家庭だけでは難しいので、検診の際に「いま重点的に磨く場所」をお尋ねいただくのが近道です。

「抜けた日メモ」が頼れる記録になる

おすすめしたい習慣がひとつあります。乳歯が抜けたら、日付と場所(右下の前歯、など)をカレンダーやスマホにメモしておくことです。記憶に頼ると「あの歯はいつ抜けたっけ」が曖昧になりますが、記録が残っていれば、「抜けてから何か月たったのに永久歯が来ていない」という停滞や、左右差の把握が正確になります。受診の際にこのメモを見せていただけると、経過の判断材料として非常に役立ちます。記念に抜けた歯を取っておくご家庭は多いですが、日付のメモはそれ以上の実用品です。

錦糸町で生え変わりの相談を
するには

宿題をしながら笑顔を見せる生え変わり期の子ども|マルイ錦糸町シティデンタルクリニック

生え変わりの6年間は、むし歯の予防と歯並びの観察という2つの宿題が並行して走る期間でもあります。歯並びへの影響が気になる場合は、矯正歯科のページも参考にしてください。錦糸町駅の近くでこの時期の伴走役をお探しでしたら、当院がお力になります。

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  • マルイ錦糸町の中にあり、錦糸町駅からすぐの立地です。休診日を設けず20時30分まで受け付けているので、習い事や塾の後でも間に合います
  • 検診では抜けた歯・揺れている歯・生えたての歯を毎回記録し、生え変わりの進み方を継続して見守ります
  • 磨きにくい場所が変わるたびに、歯磨きのポイントをお子さまと保護者の方それぞれにお伝えします
  • 左右差や停滞が気になる場合は、レントゲンで歯ぐきの中の永久歯の位置と向きを確認できます
  • 完全個室ですので、口を開けるのが苦手なお子さまも周りを気にせず受診できます。予約はオンライン・LINEからどうぞ

よくある質問

男の子と女の子で、生え変わりの時期に差はありますか?
女の子のほうがやや早めに進む傾向があるといわれますが、その差は平均で数か月程度にとどまり、個人差のほうがはるかに大きいのが実際です。きょうだいやお友だちと比べて一喜一憂するより、その子自身の進み方が順調かどうかを検診で確認していくほうが実用的です。
順番どおりに抜けていない気がします。問題でしょうか?
順番の多少の前後はよくあることで、それだけで異常とはいえません。ただし、反対側の同じ歯と比べて極端にずれている場合や、先に永久歯の頭が別の場所から見えてきた場合は、歯の位置取りに影響することがあるため、一度状態を確認させてください。
乳歯が抜けてから、永久歯が生えるまでどれくらいかかりますか?
数週間から数か月のあいだに永久歯の頭が見えてくるのが一般的です。半年から1年近く経っても気配がない場合は、永久歯の位置や生える力に理由が隠れていることがあるため、レントゲンでの確認をおすすめします。空いたままの期間が長いと、隣の歯が傾いてくることもあります。
12歳を過ぎても乳歯が残っています。様子見でよいですか?
生え変わりの終盤が遅れているだけの場合もあれば、後から生える永久歯側に理由がある場合もあります。年齢だけでは判断できないため、残っている乳歯の場所と本数を確認し、必要に応じて歯ぐきの中の状態を調べたうえで方針を決めるのが安全です。まずは検診の機会にご相談ください。
生え変わりの時期に、食べ方で気をつけることはありますか?
揺れている歯があると、無意識に反対側ばかりで噛む癖がつくことがあります。極端に硬いものを無理にかじらせる必要はありませんが、よく噛んで食べる習慣そのものは顎の発育の刺激になります。痛みで食事量が落ちているときは、揺れ方を確認しますのでお知らせください。

まとめ|乳歯はいつ永久歯に生え変わる?――6歳ごろから12歳ごろが目安

乳歯が永久歯に生え変わる時期は、6歳ごろに下の前歯から始まり、12歳ごろに奥歯まで進むのが一般的な流れです。順番は「前から奥へ」。表の年齢はあくまで目安で、前後のずれそのものより、左右差や長い停滞のほうが相談のサインになります。

6年がかりの席替えを安心して見守るには、定期的に進み具合を確認してくれる伴走役がいると心強いものです。錦糸町方面にお出かけの際は、お子さまの生え変わりチェックにぜひお立ち寄りください。

生え変わりを見守るうえでの注意点

注意点

  • 表に示した年齢・順番は平均的な目安であり、実際の進み方はお子さまごとに異なります。目安との差だけで異常と決めることはできません
  • 揺れている乳歯を無理に抜くと、歯ぐきを傷つけたり根が残ったりすることがあります。気になる揺れ方は受診時にご相談ください
  • 左右差や停滞の原因を調べる際は、レントゲン撮影など検査の必要性を年齢と状態に応じて判断したうえで行います
  • 歯並びの治療(矯正)を行う場合は自由診療となり、装置や期間に応じた費用がかかります。詳細は矯正相談でご確認ください
  • この時期の対応は成長の途中経過を前提にしたものであり、方針は生え変わりの進行に合わせて見直すことがあります

おおよその費用

生え変わりの経過を確認する診察や検査には健康保険が使えます。保険制度上の一般的な水準でいえば、診察とレントゲンなどを合わせた3割負担はおおむね2,000円台から4,000円台に収まることが多いものの、内容によって変わりますし、当院の掲載額ではありません。墨田区など自治体の子ども医療費助成の対象になる場合、実際の窓口負担はさらに小さくなります。窓口では現金だけでなく、各種クレジットカードでのお会計もできます。

記載理由

医療広告ガイドライン(平成30年6月1日施行)にのっとり、生え変わりの時期に不安を持つ保護者の方が、目安と受診のタイミングを判断できるように記載しています。

※生え変わりの時期と順番の記載は目安であり、実際にはお子さまごとに差があります。

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村上 翔
監修 / 医療法人社団 翔翼会
理事長
私たちが実践するのは、あなたを“患者”ではなく「お客様」として丁寧にもてなすホスピタリティと、「大切な家族や友人にしてあげたい診療」です。大学病院レベル以上の設備と衛生環境を整え、一人ひとりのお客様に心から寄り添いながら納得していただけるベストな治療法をご提案してまいります。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。生え変わりの進み方の評価は診察のうえで個別に行われますので、左右差や停滞が気になるときは自己判断で待ち続けず、歯科医院での受診をおすすめします。

患者様の満足度調査を
実施しております。

少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、 第三者機関のNPO法人 日本⻭科医療評価機構に依頼をし、患者様の満足度調査を行っています。 患者様の率直なご意見をいただき、 改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っています。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、皆様の忌憚のないご意見をお聞かせください。NPO法人日本⻭科医療評価機構の調査結果はバナーよりご確認ください。

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